群馬県前橋市の小川晶市長が、市の男性幹部職員とラブホテルを複数回利用していたとの報道が、大きな波紋を広げています。市長は緊急会見で「男女の関係はない」と釈明しましたが、市民からは厳しい声が上がっています。
この記事では、注目されているラブホの場所やネット上で噂される有力ホテル候補、さらには露天風呂付き客室が利用されたという報道の真相に迫ります。また、市長の言い訳とされる会見内容と、密会の相手の男性幹部との関係性、問題視されている公用車利用の実態についても詳しく解説。
市民の怒りが高まる中、辞任はいつになるのか、そしてリコールの可能性はあるのか。予断を許さない今後の進退について、現時点で分かっている情報を網羅的にまとめました。
この記事でわかること
- 報道されたラブホの場所と有力候補がわかる
- 市長の釈明と市民の反応の全容がわかる
- 辞職勧告やリコールの可能性についてわかる
- 小川市長の今後の進退と市政への影響がわかる
小川晶市長のラブホはどこ?辞任の可能性は?

- 報道されたラブホの場所は前橋市郊外
- ネットで囁かれる有力ホテル候補5選
- 選んだのは露天風呂付き客室だった?
- 相手の男性幹部は既婚者の市職員
- なぜ?市長の言い訳を時系列で解説
- 問題視される公用車利用の実態
報道されたラブホの場所は前橋市郊外
小川晶市長と男性幹部が利用したとされるラブホテルの具体的な名称や住所は、2025年9月27日現在、公式には公表されていません。しかし、複数の報道内容から、その特徴やおおよその立地を推測することが可能です。
各社の報道を総合すると、利用されたホテルは以下の条件に合致すると考えられます。
- 場所: 群馬県前橋市、またはその近郊(高崎市など)
- 立地: 市街地から車で15分圏内のロードサイド
- 構造: 駐車場から直接部屋に入ることができる、いわゆる「モーテルタイプ」
- 利用頻度: 複数回(報道では6回以上)同じ施設が利用された
このような特徴を持つホテルは、プライバシーが確保しやすく、車での移動が主な手段となる地方都市では一般的な形態です。報道によれば、市長は公用車で合流場所に向かい、その後、男性幹部の自家用車に乗り換えてホテルへ向かっていたとされています。このため、人目を避けやすいロードサイド型のホテルが選ばれた可能性は非常に高いと考えられます。
市長自身は会見で「人目を気にせず話ができるところ」としてホテルを選んだと説明していますが、なぜ一般的な会議室や飲食店ではなかったのか、市民の疑問は深まるばかりです。
ネットで囁かれる有力ホテル候補5選
前述の報道内容やSNSでの推測を基に、現在インターネット上で有力な候補として名前が挙がっているホテルがいくつか存在します。ただし、これらはあくまで憶測の範囲であり、いずれのホテルも公式に事実確認がされたわけではない点にご留意ください。
報道された「休憩3時間で約5,300〜5,700円」という料金帯や、駐車ガレージから直接入室できる構造などを基に、以下の施設が候補として挙げられています。
ホテル名(通称含む) | 所在地(市) | 主な特徴 |
HOTEL Apricot Grande | 前橋市 | 料金帯が報道と一致。外観や構造も条件に合致するとの声が多い。 |
ホテル アンゼラ | 前橋市 | 駐車場直結型でプライバシーを重視した構造が特徴。 |
ホテル スターリゾート アロマ | 前橋市 | 週末の料金や時間帯が報道内容と近いとされ、利用者も多い人気店。 |
ホテル 現代楽園 高崎店 | 高崎市 | 前橋駅から車で15分圏内。3時間の休憩料金が報道とほぼ一致する。 |
HOTEL ROSE | 高崎市 | 前橋インターチェンジからのアクセスが良く、立地や料金が条件に近い。 |
これらのホテルはいずれも、報道されている条件のいずれかに合致するため、SNSなどで様々な検証が行われています。しかし、繰り返しになりますが、これらは断定的な情報ではなく、憶測に基づくものであることをご理解ください。
選んだのは露天風呂付き客室だった?
今回の報道で特に注目を集めているのが、利用された客室の内部に関する詳細な情報です。一部のメディア(集英社オンラインなど)は、小川市長らが頻繁に利用していたとされるホテルのオーナーに取材を行い、「市長は確かにここの露天風呂付の部屋を使ったよ」という証言を得たと報じました。
さらに、NEWSポストセブンは、実際に利用されたとされる「203号室」と同じ内装の部屋を取材。その内部を「部屋の半分以上がベッド」「ベッド下から妖しい緑のネオン」と描写しています。
これらの報道が事実であれば、小川市長が釈明した「仕事の相談や打ち合わせ」の場所としては、あまりにも設備が充実しすぎており、不自然であるという印象を強めることになります。特に露天風呂付きの客室という具体的な情報には、「打ち合わせに露天風呂は必要ない」「言い訳として苦しすぎる」といった厳しい意見がネット上で噴出しており、市長の説明の信憑性を揺るがす大きな要因となっています。
市長は会見で部屋の具体的な様子については言及していませんが、これらの生々しい報道が、市民感情をさらに逆なでする結果となっているのは間違いありません。
相手の男性幹部は既婚者の市職員
小川市長とホテルを訪れていた相手は、前橋市に勤務する既婚の男性幹部職員であることが報じられています。現時点では氏名や顔写真などは公表されておらず、報道では「X氏」とされています。
市長の会見によると、この男性幹部とは県議時代から面識があり、市長就任後、特に公私にわたる相談に乗ってもらう間柄になったとのことです。市長は「特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションを取っていた」と説明しており、信頼の厚い人物であったことがうかがえます。
しかし、相手が市の職員、しかも配偶者のいる既婚者であったという点は、今回の問題をより深刻なものにしています。たとえ市長が主張するように「男女の関係はなかった」としても、未婚の市長が特定の既婚男性職員と二人きりで、しかもラブホテルという密室で繰り返し会っていたという事実は、公人としての倫理観や公私混同を疑われても仕方がない行動です。
男性幹部も取材に対し「男女としての一線は超えてはおりません」と回答していると報じられていますが、妻帯者である彼が市長からの提案を受け入れ、このような行動に至った経緯についても説明が求められるでしょう。
なぜ?市長の言い訳を時系列で解説
一連の報道を受け、小川市長は2025年9月24日夜に緊急記者会見を開き、自身の言葉で釈明しました。その主張の要点は、「ホテル利用の事実は認めるが、不適切な男女関係はなかった」というものです。
なぜラブホテルで会う必要があったのか、その理由について市長は以下のように説明しています。
- 当初の相談場所: もともと相談は、飲食店やカラオケボックスで行っていた。
- 場所変更の理由: しかし、カラオケボックスなどでは店員が出入りしたり、知人に会ったりする可能性があり、「なかなか落ち着かない」と感じていた。
- ホテルという提案: そのような状況の中、相手の男性幹部から「人目を気にせず話ができるところ」としてホテル利用の提案を受けた。
- 相談内容: 職場では話せない悩みや、感情的になって涙を見せてしまうようなデリケートな相談をするため、プライベートな空間が必要だった。
また、ホテル代については「すべて私が私費で支払っています」と述べ、公費の不正利用は否定しました。
しかし、この説明に対しては多くの市民やメディアから「説得力に欠ける」「なぜ市役所の会議室ではダメなのか」といった批判的な声が上がっています。特に、災害の危険性がある「記録的短時間大雨情報」が発令されていた9月10日にもホテルに滞在していたことについては、危機管理意識の欠如を指摘する声が後を絶ちません。
問題視される公用車利用の実態
今回の件では、不適切な関係性そのものに加え、公用車の使用についても厳しい目が向けられています。報道によると、小川市長は男性幹部とホテルへ向かう際、待ち合わせ場所まで公用車を利用していたとされています。
公用車は、あくまで公務を遂行するために市民の税金で運用されるものです。私的な目的での利用は、地方公務員法で禁じられている「信用失墜行為」や、公私混同にあたる可能性が極めて高いと言えます。
市長は会見で、公用車の利用について明確な言及を避けている部分もありますが、もし報道が事実であれば、その行為は市長としての適格性を問われる重大な問題です。
公私混同への厳しい視線
たとえホテル代を私費で支払っていたとしても、そこへ向かう過程で公用車という市の財産を利用していたのであれば、「公務と私用の区別がついていない」という批判は免れません。
市民からは「税金の無駄遣いではないか」「市長としての自覚が足りない」といった声が上がっており、この公用車利用問題は、今後の市議会での追及においても重要な焦点の一つになると考えられます。市長には、この点に関しても明確で誠実な説明責任が求められています。
小川晶市長ラブホ問題、辞任はいつ?今後の行方

- 市役所に殺到する市民の怒りの声
- 住民投票によるリコールの可能性を解説
- 焦点となる辞任はいつ判断されるのか
- 市長の今後の進退はどうなる?
市役所に殺到する市民の怒りの声
小川市長のラブホテル利用報道と、その後の記者会見での釈明は、多くの前橋市民に衝撃と失望を与えました。報道翌日の2025年9月25日には、前橋市役所に市長の行動に対する抗議や意見の電話、メールが殺到したと報じられています。
報道によれば、市役所には「市長は何をやっているんだ」「言い訳がみっともない」「早く辞めろ」といった厳しい内容のクレームがほとんどを占め、職員が対応に追われる事態となりました。
こうした市民の直接的な反応は、今回の問題が単なる個人のスキャンダルではなく、市政トップへの信頼を根本から揺るがす深刻な事態であることを示しています。特に、選挙で小川市長に一票を投じた市民の中からも、「裏切られた気持ちだ」「期待していただけに残念」といった落胆の声が聞かれます。
また、群馬県の山本一太知事も定例会見で「10回以上ラブホテルで会っていて男女の関係がないと信じている人は一人もいない。言い訳として見苦しい」と極めて厳しい言葉で批判しており、県政トップからも説明責任を果たすよう求める声が上がっています。
住民投票によるリコールの可能性を解説
市長の進退について、辞職しない場合の選択肢として**「リコール(解職請求)」**の可能性が考えられます。リコールとは、市民が住民投票によって首長や議員を任期の途中で辞めさせることができる、地方自治法に定められた直接請求制度の一つです。
リコールの具体的な手順
リコールを成立させるためには、いくつかの段階を経る必要があります。
- 署名集め: まず、市の有権者が所定の期間内に、法律で定められた数以上の署名を集める必要があります。
- 選挙管理委員会へ請求: 規定数の署名が集まったら、市の選挙管理委員会に解職請求を行います。
- 住民投票の実施: 署名が有効であると認められれば、60日以内に市長の解職の是非を問う住民投票が実施されます。
- 解職の決定: 住民投票で、有効投票総数の過半数が解職に「賛成」すれば、市長は失職します。
前橋市でリコールに必要な署名数
リコール請求に必要な署名数は、自治体の有権者数によって変動します。2024年2月の前橋市長選挙時点での有権者数は約27万人でした。地方自治法に基づくと、前橋市で市長のリコールを請求するためには、有権者総数の3分の1以上の署名が必要となります。
単純計算すると、約9万人の有効な署名を集めなければなりません。これは非常に高いハードルであり、リコール運動が実際に始まるかどうかは、今後の市民感情の動向や、運動を主導する団体の有無にかかっています。
焦点となる辞任はいつ判断されるのか
現在、最も注目が集まっているのが、小川市長がいつ辞任を判断するのか、あるいは続投するのかという点です。2025年9月26日に行われた市議会への説明会では、市長は改めて謝罪したものの、現時点での辞職の考えはないとし、「しっかり反省し、市民のために力を尽くしていきたい」と続投に意欲を示したと報じられています。
一方で、記者会見では進退について「第三者と相談する」と述べるなど、態度を明確にしていない部分もあります。今後の判断に影響を与えるとみられる要素は以下の通りです。
- 市議会の動向: 議員からは辞職を求める声も上がっており、今後、市議会として「辞職勧告決議案」が提出・可決される可能性があります。この決議に法的拘束力はありませんが、市長にとっては大きな政治的圧力となります。
- 世論の反発: 市民からの抗議がさらに拡大し、前述のリコール運動などが本格化した場合、市政の停滞を避けるために辞任を決断する可能性も考えられます。
- 第三者の意見: 市長が相談するとした「第三者」(弁護士などと推測される)からの助言も、最終的な判断に大きく影響するでしょう。
現時点では、市長自身がすぐに辞任する可能性は低いと見られますが、市議会の本格的な追及や世論の圧力次第では、状況が変化することも十分にあり得ます。
市長の今後の進退はどうなる?
小川晶市長の今後の進退については、大きく分けて3つのシナリオが考えられます。
- 自発的な辞職: 最も早く事態が収束する選択肢です。市民や市議会からの批判がさらに強まり、市政運営が困難になったと判断した場合に考えられます。辞職すれば、その後、市長選挙が改めて行われることになります。
- リコールによる失職: 市長が続投の意思を貫いた場合、市民によるリコール運動が活発化する可能性があります。前述の通り、必要な署名数を集めるハードルは高いものの、市民の怒りが頂点に達すれば、住民投票が実施され、その結果次第で失職することも考えられます。
- 任期満了までの続投: 市議会の辞職勧告決議や世論の批判を受けながらも、市長が任期を全うする可能性もゼロではありません。しかし、この場合、市長と議会の対立が深まり、予算案や条例案の審議が滞るなど、市政が深刻な機能不全に陥るリスクを伴います。市民の信頼を失ったままリーダーシップを発揮するのは、極めて困難な道のりとなるでしょう。
どのシナリオを辿るにせよ、今回の問題は小川市長個人の政治生命だけでなく、前橋市政の未来にも大きな影響を及ぼすことは避けられない状況です。
まとめ|小川晶ラブホどこ問題と辞任の行方
この記事で解説した、小川晶前橋市長のラブホテル利用問題と辞任の可能性に関する要点を以下にまとめます。
- 小川晶市長が既婚の男性幹部職員とラブホテルを複数回利用していたことが報道された
- 市長は緊急会見を開き、ホテル利用の事実は認めたが男女関係は全面的に否定した
- ホテル利用の理由は「人目を気にせず仕事の相談や打ち合わせをするため」と釈明
- 利用されたラブホの場所は前橋市郊外のロードサイド型ホテルとみられている
- ネット上では報道内容を基に5つほどの有力ホテル候補が推測されている
- 一部報道では露天風呂付きの客室が利用されたとも伝えられている
- 密会の相手の男性幹部は市の職員で、市長が厚い信頼を寄せていた人物
- 待ち合わせ場所まで公用車を利用していたとされ、公私混同が厳しく批判されている
- 報道後、前橋市役所には市民からの怒りや辞任を求める抗議が殺到した
- 群馬県の山本一太知事も「言い訳が見苦しい」と市長の対応を強く非難
- 市長は現時点で辞職の考えはないとし、続投への意欲を示している
- 市議会では今後、辞職勧告決議案が提出される可能性がある
- 市民によるリコール(解職請求)も選択肢の一つだが、成立のハードルは高い
- 前橋市でリコールを成立させるには約9万人の署名が必要とみられる
- 今後の進退は、市議会の動向や世論の圧力次第で流動的となる見込み