女優・志田こはくさん。2025年11月、スーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』への緊急加入が発表され、大きな話題となっています。
彼女のブレイク作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』での鬼頭はるか役の印象が強い方も多いでしょう。
この記事では、彼女のプロフィール(出身地・身長)はもちろん、芸能界入りのデビューきっかけ、タレントである姉・志田音々さんとの関係、そして武器でもあるフィギュアスケートの特技について深掘りします。
さらに、最新の出演ドラマ一覧や出演映画一覧、2025年の出演舞台スケジュール、歴代の写真集・カレンダー情報まで、志田こはくさんのこれまでのキャリアを網羅的に解説します。
この記事でわかること
- 志田こはくのデビューから現在までの詳細な経歴
- 姉・志田音々さんとの関係やデビューの背景
- 『ゴジュウジャー』緊急加入の理由と制作陣の信頼
- 最新の出演ドラマ、映画、舞台、出版物まとめ
志田こはくの経歴:プロフィールと背景

- プロフィール(出身地・身長)
- デビューきっかけと新人時代
- 姉はタレントの志田音々
- 特技はフィギュアスケート
プロフィール(出身地・身長)
まず、志田こはくさんの基本的なプロフィールを詳しく見ていきましょう。彼女の人物像を形成する基礎データとなります。
| 項目 | 内容 |
| 氏名 | 志田 こはく (しだ こはく) |
| 生年月日 | 2004年5月25日 |
| 年齢 | 21歳(2025年11月現在) |
| 出身地 | 埼玉県 草加市 |
| 身長 | 158cm |
| 血液型 | A型 |
| 星座 | ふたご座 |
| 所属事務所 | 株式会社エー・プラス (A-Plus) |
| 活動期間 | 2022年 – 現在 |
| 趣味 | スポーツ観戦(野球、フィギュアスケート、格闘技)、ショッピング、カフェ巡り、新大久保での食べ歩き |
| 特技 | フィギュアスケート、ダンス、なわとび |
志田こはくさんは、2004年生まれの21歳(2025年11月時点)です。出身地は埼玉県の草加市であることが公表されています。
所属事務所の「エー・プラス」は、松井玲奈さんなども所属する実力派の事務所です。
彼女自身は、自分の性格を「明るい」と分析する一方で、現場では「人見知り」であり、年上の大人に対しては緊張して素が出せないと語る一面も持っています。
趣味のスポーツ観戦には、自身の特技でもあるフィギュアスケートが含まれており、この経験が彼女のキャリアに大きく影響を与えています。

デビューきっかけと新人時代
志田こはくさんの芸能界入りは、彼女の人生における一つの転機から始まっています。
彼女の芸能界入りの直接のきっかけは、6歳上の姉・志田音々さんの存在でした。姉がすでに芸能活動をしている姿に触発され、「私もやってみたい」と思ったことが、この世界を目指す動機となったそうです。
そして、彼女のキャリア初期は、驚くべきスピードで進んでいきます。
驚異的なスピード出世
志田こはくさんのキャリアは、「舞台デビュー」と「テレビデビュー」がほぼ同時期に進行しました。
- キャリア初の演技(舞台)2022年1月7日から16日にかけて上演された舞台**『六番目の小夜子』**の西野役が、彼女のプロとしての最初の演技の仕事です。
- キャリア初の映像作品(テレビ)その舞台公演の直後、2022年2月9日には**『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』**の制作発表会見が行われました。ここで、彼女はヒロイン・鬼頭はるか役としてお披露目されます。
この時系列が示すのは、彼女が2022年1月の初舞台を踏んでいる間に、すでにテレビ朝日の看板番組であるスーパー戦隊シリーズのメインヒロイン(1年間のレギュラー)に抜擢されていたという事実です。
これは、通常の新人女優のキャリアパスとは一線を画すものです。下積みを経て徐々にステップアップするのではなく、デビューとほぼ同時に主役級の座を掴むという、爆発的なスタートを切ったことが分かります。
オーディションの段階で、彼女が持つポテンシャルや、後述するフィギュアスケート由来の身体能力、ダンススキルなどが、制作陣から極めて高く評価されたことを意味しています。
姉はタレントの志田音々

出典:志田音々公式インスタグラムshida_nene0715
前述の通り、志田こはくさんの実姉は、同じくタレント、女優、グラビアモデルとして幅広く活動する**志田音々(しだ ねね)**さんです。
こはくさんが芸能界を志す直接のきっかけとなったのが姉の存在であり、姉妹揃って芸能界で活躍していることになります。
二人は非常に仲が良く、SNSなどでも時折ツーショットが公開されることがあります。タイプは異なりますが、それぞれが独自のフィールドで才能を発揮しており、ファンからは「美人姉妹」として注目されています。
こはくさんにとって、先に業界で活動していた姉の存在は、大きな刺激であり、目標の一つでもあったと考えられます。
特技はフィギュアスケート
志田こはくさんの経歴を語る上で欠かせないのが、特技であるフィギュアスケートです。
彼女は小学5年生から中学2年生までの間、本格的にフィギュアスケート選手としてトレーニングを積んでいました。このアスリートとしての経験は、彼女の女優業、特にアクションシーンにおいて大きな武器となっています。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では、変身後のスーツアクターが演じるアクションとは別に、変身前の「鬼頭はるか」本人としてのアクションシーンや、エンディングでのキレのあるダンスが多々ありました。
フィギュアスケートで培われた高い身体能力、体幹の強さ、そしてリズム感は、これらのパフォーマンスに見事に活かされました。インタビューでも、フィギュアの経験がアクションやダンスに役立っていると語っています。
本格的なスポーツ経験で得たスキルと精神力は、女優・志田こはくを支える確かな基盤となっているのです。
志田こはくの経歴:女優としての活躍

- ゴジュウジャー緊急加入の真相
- ブレイク作ドンブラザーズ鬼頭はるか
- 最新の出演ドラマ一覧
- 主な出演映画一覧
- 2025年の出演舞台
- 歴代の写真集・カレンダー
- 総まとめ:志田こはく経歴の今後
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鮮烈なデビューを飾った志田こはくさんですが、その後の活躍も目覚ましいものがあります。
ここでは、彼女の女優としてのキャリア、特に2025年11月に発表された最新情報から、これまでの出演作までを網羅的に解説していきます。
ゴジュウジャー緊急加入の真相
まず、2025年11月15日に発表された最新情報であり、彼女のキャリアにおける最大の転機とも言えるニュースです。
異例の「緊急交代劇」
2025年11月15日、テレビ朝日と東映は、現在放送中のスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』に関する重要なお知らせを発表しました。
- 発表内容: 志田こはくが【一河角乃(いちかわ・すみの)/ゴジュウユニコーン】役で出演決定
- 出演開始: 2025年11月30日放送の第40話から
このキャスティングが通常と大きく異なるのは、これが「緊急の交代劇」である点です。
志田さんは、20歳未満の飲酒行為が確認され契約解除となった前任のキャスト(今森茉耶さん)の代役として、シリーズが終盤に差し掛かる第40話からという異例のタイミングで参加することになりました。
制作陣からの「絶大な信頼」
子供向け番組であるスーパー戦隊シリーズにおいて、放送期間中のメインキャストの不祥事による降板は、制作スケジュール、関連商品、ブランドイメージの全てにおいて重大な危機です。
制作陣(テレビ朝日・東映)は、この危機を迅速かつ確実に収束させる必要がありました。代役に求められた要素は以下の通りです。
- 即戦力: 特撮の撮影フローを理解し、即座に現場に馴染めること。
- 信頼性: スキャンダルとは無縁の、プロフェッショナルな姿勢が保証されていること。
- 受容性: 既存の特撮ファンから温かく迎え入れられる人気があること。
この全ての条件を満たす「救世主」として白羽の矢が立てられたのが、志田こはくさんでした。
彼女は2022年から2023年にかけて、『ドンブラザーズ』のヒロイン・鬼頭はるか役を1年間務め上げ、その人気と実直な仕事ぶりで高い評価を得ていました。
この緊急登板は、彼女が『ドンブラザーズ』時代(当時17歳)に築き上げた「プロフェッショナリズム」が、業界内でいかに確固たる「信頼」に変わったかを証明する最大の出来事となりました。
メタナラティブの発生
このキャスティングは、興味深い「メタナラティブ(作品と現実が交差する物語)」を生み出しています。
彼女のブレイク作『ドンブラザーズ』の鬼頭はるかは、漫画賞を受賞した直後にあらぬ「不運」に見舞われ、全てを失うところから物語が始まるキャラクターでした。
それから約2年半後、『ゴジュウジャー』という番組自体がキャストの不祥事という現実世界の「不運」に見舞われました。
その番組の危機(不運)を救うために呼び出されたのが、かつて「不運と戦うヒロイン」を演じた志田こはく本人であるという構図です。このドラマチックな復帰は、ファンにとっても大きな驚きと共に歓迎されています。

ブレイク作ドンブラザーズ鬼頭はるか
現在の彼女の活躍と信頼を語る上で、原点である『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の存在は欠かせません。
- 作品: 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(スーパー戦隊シリーズ第46作目)
- 役柄: 鬼頭はるか/オニシスター(イエロー)
- 期間: 2022年3月~2023年2月
当時17歳、キャスト最年少だった彼女は、本作が初の映像デビュー作でありながら、1年間にわたるヒロインの重責を担いました。
彼女が演じた鬼頭はるかは、自信家な女子高生漫画家という設定でした。志田さん本人は「明るく元気な部分は似ている」が「自信満々な部分は違う(笑)」と語っており、自身の「人見知り」な性格とは異なる役柄への挑戦でした。
番組はその革新的な作風で大きな話題を呼び、志田こはくさんも「最年少ながら物怖じしない演技で人気を集めた」と高く評価されます。特にエンディングで見せたキレのある「ドンブラダンス」は、彼女のフィギュアスケートとダンスのスキルが存分に発揮されたものでした。
この『ドンブラザーズ』での1年間、過酷な撮影(早朝、アクション、コメディ、シリアス)をスキャンダルもなく完璧にこなし、作品をヒットに導いたという実績。これが、彼女の「プロフェッショナリズム」「忍耐力」「信頼性」を業界全体に示す「最良の履歴書」となったのです。
この実績があったからこそ、前述した2025年の『ゴジュウジャー』への緊急登板に繋がったことは疑いようがありません。
最新の出演ドラマ一覧
『ドンブラザーズ』終了後、志田こはくさんと事務所は、彼女が「特撮ヒロイン」のイメージに留まらないよう、戦略的なキャリア展開を進めます。
『ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)終了後、彼女は即座に他局の多様なジャンルのドラマに(主に助演として)出演し、活動の幅を広げています。
これにより、「女優・志田こはく」としてのポートフォリオを着実に構築してきました。
以下は、2022年のデビュー作から現在までの主なテレビドラマ出演歴です。
| 年 | 作品名 | 役名 | 放送局 |
| 2022– 2023 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ | 鬼頭はるか/オニシスター | テレビ朝日 |
| 2023 | 私がヒモを飼うなんて | – | TBS |
| 2023 | ガチ恋粘着獣 | – | ABC |
| 2023 | 最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~ | – | NTV |
| 2024 | リビングの松永さん | – | KTV |
| 2024 | 伝説の頭 翔 | – | テレビ朝日 |
| 2025 | なんで私が神説教 | – | NTV |
| 2025 | 浅草ラスボスおばあちゃん | 若き日の松子 役 | 東海テレビ |
| 2025 | プロパガンダゲーム | 織笠藍 役 | MBS/TBS |
| 2025 | ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー (第40話より) | 一河角乃/ゴジュウユニコーン | テレビ朝日 |
このリストは、特撮俳優が陥りがちな「一つの役柄からの脱却」を意識し、意図的に多様なネットワーク(TBS、日テレ、カンテレ系など)とジャンル(深夜ドラマ、学園モノ、ヒューマンドラマ)に露出していることを示しています。

主な出演映画一覧
テレビドラマと並行し、映画作品にも出演しています。キャリア初期は『ドンブラザーズ』の関連作品が中心でしたが、2025年には非特撮作品への出演も果たしています。
| 年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
| 2022 | 劇場版 暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー | 鬼頭はるか/オニシスター | 劇場公開作 |
| 2023 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー | 鬼頭はるか/オニシスター | Vシネクスト |
| 2024 | 王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ | 鬼頭はるか/オニシスター | Vシネクスト |
| 2025 | ネムルバカ | – | 非特撮作品 |
『ドンブラザーズ』関連のVシネクスト(期間限定上映)作品へ継続的に出演することで、特撮ファンとの繋がりを維持しつつ、『ゴジュウジャー』への緊急登板に繋がる「信頼関係」を維持する上でも重要な役割を果たしたと考えられます。
2025年の出演舞台
テレビや映画だけでなく、彼女はデビューの場であった「舞台」や、現代の視聴形態に合わせた「WEBドラマ」にも積極的に出演しています。
特に2025年は、舞台での活躍が目立ちます。
2025年の主な出演舞台
- 内村文化祭’25 芳醇
- 梅棒 19th GIFT『クリス、いってきマス!!!』
- 舞台『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』
- 2025年12月に出演が控えており、小椋青葉 役を演じることが発表されています。
WEBドラマ・その他
若年層にリーチする新しいメディアにも進出し、ファン層を拡大しています。
- DMM TV『鬼のドッキリで涙』 (2024年) – 桃川陽芽 役
- UniReel『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』 (2024年) – 鈴木優衣 役
- BUMP『プロ彼女の条件3』 (2025年) – 波間祐希 役
このように、地上波のテレビドラマだけでなく、舞台やWEBといった多角的なフィールドで経験を積むことで、演技の幅を広げ続けています。
歴代の写真集・カレンダー
女優としての活動の一方で、志田こはくさんはそのビジュアルと人気を活かし、写真集やカレンダーも定期的にリリースしています。これらは彼女の異なる魅力を伝える重要なアイテムです。
以下に、これまでに発売された主な出版物をまとめます。
| 発売年 | 種別 | タイトル | 発売日 |
| 2022 | カレンダー | 志田こはく 2023年カレンダー | 2022年10月29日 |
| 2023 | デジタル写真集 | 【デジタル限定】志田こはく写真集「少女と大人の狭間で」 | 2023年5月22日 |
| 2023 | カレンダー | 志田こはく 2024年カレンダー | 2023年10月28日 |
| 2024 | カレンダー | 志田こはく 2025年カレンダー | 2024年11月2日 |
| 2025 | デジタル写真集 | 【デジタル限定】志田こはく写真集「琥珀色の時」 | 2025年4月21日 |
デジタル写真集では、10代の少女らしさと、20代を迎え大人の女性へと成長する姿の両面が切り取られています。また、カレンダーが毎年発売されていることからも、彼女の安定した人気がうかがえます。
総まとめ:志田こはく経歴の今後
志田こはくさんの経歴を振り返ると、彼女のキャリアが「信頼」と「多角化」という二つの軸で築かれていることが分かります。この記事のポイントを、最後に箇条書きでまとめます。
- 志田こはくは2004年5月25日生まれ、埼玉県草加市出身
- 身長は158cm、血液型はA型
- 所属事務所はエー・プラス
- 姉はタレントとして活動する志田音々
- 姉の姿に触発され、芸能界入りを決意
- 特技は小学5年から中学2年まで本格的に取り組んだフィギュアスケート
- この経験がダンスやアクションの素地となっている
- 初舞台は2022年1月『六番目の小夜子』
- 初の映像作品は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(鬼頭はるか役)
- デビュー直後に戦隊ヒロインという異例の抜擢を受けた
- ドンブラでの1年間の実績が業界の「信頼」の基盤となった
- ドンブラ後はテレビドラマ、舞台、WEBでキャリアを多角化
- 2025年には舞台『ロボコォォォン!』への出演も控える
- 2025年11月『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』への緊急加入が決定
- ゴジュウジャーでは一河角乃/ゴジュウユニコーン役を演じる
- この加入は前任者の契約解除に伴う「代役」である
- 番組の危機を救う「救世主」として白羽の矢が立った
- 彼女の経歴は「信頼」を武器に更なる飛躍が期待される

