2025年9月16日、乃木坂46の中心メンバーとしてグループを牽引してきた久保史緒里さんが、突然の卒業発表を行い、ファンに大きな衝撃を与えました。彼女の9年間の活動を締めくくるこの決断の裏には、一体どのような想いが隠されているのでしょうか。
この記事では、彼女自身の言葉が綴られた公式ブログの内容を基に、多くのファンが知りたい卒業の理由を深く掘り下げていきます。そこから見えてきたのは、グループへの深い乃木坂46への愛と、一人の女性としての自立への強い決意でした。
また、共に歩んだ3期生への想い、ファンへの感謝の言葉、そして女優業をはじめとする今後の活動にも光を当てます。最後に開催される卒業コンサートの詳細まで、久保史緒里さんの「これまで」と「これから」を網羅的にお伝えします。
この記事でわかること
- 久保史緒里さんが公式ブログで語った卒業理由の核心
- 「自立」と「グループ愛」という決断の背景にある想い
- 女優業をはじめとする卒業後の活動に関する展望
- 卒業コンサートの日程や会場などの詳細情報
久保史緒里の卒業理由を公式ブログから解説

- 衝撃を与えた突然の卒業発表
- ファンが最も知りたい卒業の理由
- 決断の核となった「自立」への強い想い
- 乃木坂46への愛がある故の選択
- 全ては公式ブログで綴られている
衝撃を与えた突然の卒業発表
2025年9月16日、乃木坂46の久保史緒里さんが自身の公式ブログを通じて、グループからの卒業を電撃的に発表しました。このニュースは各種メディアで一斉に報じられ、SNSのトレンド上位を「久保ちゃん」「久保史緒里卒業」といった関連ワードが独占。ファンの間では「まさか」「信じられない」といった驚きと悲しみの声が広がりました。
久保さんは乃木坂46の3期生として2016年に加入して以来、グループ屈指の“万能選手”として多方面で活躍。グループの顔である選抜メンバーとしてだけでなく、大河ドラマ『どうする家康』や連続テレビ小説『あんぱん』への出演、雑誌『Seventeen』の専属モデル、そして『乃木坂46のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティなど、個人としても目覚ましい活躍を見せていました。
まさにグループの中心的存在であり、今後の乃木坂46をさらに牽引していく存在と誰もが信じていた中での発表だったため、その衝撃は計り知れないものがありました。
ファンが最も知りたい卒業の理由
多くのファンが最も知りたいと願った卒業の理由について、久保史緒里さんは自身の公式ブログで率直な言葉で綴っています。彼女の決断は、単一の出来事によるものではなく、長年の活動の中で徐々に形成されていった複雑な心境に基づいていることが分かります。
ブログによれば、卒業を具体的に決意したのは、夏の全国ツアーが終わりを迎えた日だったとされています。しかし、その根底には「このグループが好きすぎて、自らの意思で卒業に踏み込める未来が見えない。それが怖い」という、数年前から抱えていた葛藤がありました。
この言葉から、彼女がいかに乃木坂46という存在を愛し、大切に思っていたかが伝わってきます。その大きすぎる愛があったからこそ、グループにいることが当たり前になってしまう未来を恐れ、自らの意思で次のステップに進むタイミングを見極めようとしていたのです。
決断の核となった「自立」への強い想い
久保さんが卒業理由として最も強調したキーワードが「自立」です。彼女はブログの中で「グループに甘えず、自らの強い意思で、選択して生きていけるようにも少しずつ、なっていかないといけないと思いました。自立せねばと、思いました」と、強い決意を表明しています。
「乃木坂46の私」と「久保史緒里」
久保さんは、いつからか自分の中に「乃木坂46の私」と一個人の「久保史緒里」という二つの人格を分けて考えるようになっていたと告白しています。この二つの視点を持つことで、客観的に物事を捉え、グループ活動に貢献してきました。
しかし、これからの人生を考えたとき、少しずつ「久保史緒里」自身に比重を置いて生きていく必要性を感じ始めたのです。乃木坂46という大きな存在があった上でしか考えられなかった「やりたいこと」や「経験したいこと」を、これからは自分自身の力で考え、選択していきたいという想いが、卒業という決断を後押ししたと考えられます。
これは、乃木坂46という愛する場所からの逃避ではなく、そこで得た経験と自信を胸に、一人の人間として新たな道を歩み始めるための、前向きな「自立」に向けた第一歩と言えるでしょう。
乃木坂46への愛がある故の選択
久保さんの卒業理由で特に印象的なのは、その決断が乃木坂46への深い愛情に根差している点です。「乃木坂46のことが好きすぎるが故に、今、この選択をしました。今を逃してはならないと思いました」という言葉は、彼女の卒業がグループへのネガティブな感情からではないことを明確に示しています。
好きすぎるからこそ、客観的にグループと自分を見つめ直した。そして、グループの未来と自身の成長のために、今が離れるべきタイミングだと判断したのです。これは、グループに依存するのではなく、一人の卒業生として外からグループを支え、見守っていくという、新たな愛情の形なのかもしれません。
多くのメンバーが卒業していく中で、「好き」という気持ちだけでは見えなくなるものがあったのかもしれません。グループの未来を後輩たちに託し、自身は新たなステージへ進む。この自己犠牲的とも言える選択は、彼女の乃木坂46への計り知れない愛情と貢献の証左です。
全ては公式ブログで綴られている
今回の卒業に関する久保史緒里さんの想いの全ては、2025年9月16日に更新された公式ブログに綴られています。メディアで報じられている内容は、このブログを基に構成されており、彼女の心境を最も正確に知るための一番の資料となります。
ブログは「風のような、9年間でした」というタイトルで始まり、乃木坂46と出会った13年前のことから、卒業を決意するに至った詳細な経緯、そして同期メンバー、先輩、後輩、スタッフ、そしてファンへの感謝の言葉が、彼女らしい丁寧で誠実な文章で記されています。
特に、自分の中に二人の自分がいたという葛藤や、グループが好きすぎる故の決断に至るまでの心の機微は、ブログでなければ伝わらない部分でしょう。報道だけでは分からない久保さんの人柄や想いの深さを理解するために、ぜひ一度、公式ブログに目を通すことをお勧めします。
多角的に見る久保史緒里の卒業理由とこれから

- 振り返る濃密な9年間の活動
- 絆を深めた3期生というかけがえのない存在
- ファンへの感謝を伝える言葉
- 女優業など今後の活動への高まる期待
- 卒業コンサートの日程と会場情報
振り返る濃密な9年間の活動
久保史緒里さんが乃木坂46のメンバーとして過ごした9年間の活動は、まさに輝かしい功績に満ちています。2016年に3期生オーディションに合格して以来、彼女はグループに欠かせない存在へと成長を遂げました。
久保史緒里さんの主な活動年表
活動期間 | 主な活動・実績 | 備考 |
2016年9月 | 乃木坂46 3期生オーディションに合格 | |
2017年8月 | 雑誌『Seventeen』専属モデルに就任 | 3期生では初 |
2018年3月 | 20thシングル『シンクロニシティ』で初選抜・福神入り | |
2021年4月 | ドラマ『クロシンリ』で連続ドラマ初主演 | |
2022年2月 | 『乃木坂46のオールナイトニッポン』2代目パーソナリティに就任 | |
2022年11月 | 映画『左様なら今晩は』で映画初出演・初主演 | |
2023年1月 | NHK大河ドラマ『どうする家康』に出演 | 現役メンバーとして初の単独出演 |
2023年3月 | 32ndシングル『人は夢を二度見る』で山下美月さんとWセンター | 自身初の表題曲センター |
2025年 | NHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演 | 坂道グループ初の朝ドラ・大河W出演 |
加入当初から歌唱力や演技力に定評がありましたが、活動を続ける中でその才能はさらに開花。特に近年は女優としての評価が著しく、現役アイドルとしては異例ともいえるNHKの大河ドラマと連続テレビ小説への出演を果たし、大きな話題となりました。
これらの多岐にわたる活動は、彼女に大きな自信と経験をもたらし、前述の通り、結果として「自立」を考えるきっかけの一つになったとも考えられます。
絆を深めた3期生というかけがえのない存在
久保史緒里さんの乃木坂46での活動を語る上で、同期である3期生の存在は欠かせません。2016年に共に加入した12人は、時にライバルとして、時に支え合う仲間として、特別な絆を育んできました。
久保さんはブログの中で、同期メンバーへの想いを「一番、迷惑をかけたのは同期かな」「不器用すぎて、みんなとどう接したら良いのかわからない時期もありました」と、正直な言葉で振り返っています。それでも変わらずにそばにいてくれた同期への感謝の気持ちは計り知れません。
特に、先に卒業した山下美月さんとのコンビ「くぼした」はファンからも絶大な人気を誇り、32ndシングル『人は夢を二度見る』で共にWセンターを務めたことは、3期生の歴史における象徴的な出来事となりました。
「生まれ変わってもまた、乃木坂46の3期生として生まれたい」。ブログに綴られたこの一文が、彼女にとって3期生がどれほど大切で、かけがえのない存在であったかを物語っています。
ファンへの感謝を伝える言葉
卒業発表ブログの後半、久保史緒里さんはファンへの感謝を丁寧に伝えています。「私の乃木坂人生は、どうでしたか?楽しんでもらえたかな。」とファンに問いかける言葉からは、常にファンのことを第一に考えてきた彼女の姿勢がうかがえます。
彼女は、自身の遠回りな愛情表現を受け取り、見つけ出してくれたファンへの感謝を強調しています。「自分が自分を羨ましく思うほどに、あたたかくやさしさの詰まった応援を眼差しを向けてくださり、本当にありがとうございました」という言葉には、9年間の活動を支えてくれたファンへの偽らざる本心が込められています。
アイドルとしての活動は、ファンの応援なくしては成り立ちません。苦しい時期も、嬉しい瞬間も、常に共に分かち合ってきたファンへの深い感謝の念が、彼女の言葉の端々から感じ取れます。
女優業など今後の活動への高まる期待
卒業後の今後の活動について、現時点では具体的な発表はありません。しかし、久保さんはブログで「もう少し自分の身体や自分の心と会話する時間を増やしたいと思います。私の大好きな『暮らし』を大切に、穏やかな日々を送りたいです」と綴っており、まずは心身を休める時間を大切にしたいという意向が示されています。
ただ、これまでの彼女の活躍を見れば、その未来が非常に明るいものであることは間違いありません。
期待される主な活動分野
- 女優業: すでに大河ドラマや連続テレビ小説で高い評価を得ており、今後も本格派女優としての活躍が最も期待されます。
- ラジオパーソナリティ: 『乃木坂46のオールナイトニッポン』で培ったトーク力と安定感は、ラジオ業界でも高く評価されており、個人としての番組を持つ可能性も十分に考えられます。
- モデル: 雑誌『Seventeen』の専属モデルを長年務めた経験を活かし、ファッションの分野での活躍も続くでしょう。
乃木坂46というグループの看板がなくても、久保史緒里さん自身の力で輝き続けられる実力はすでに証明済みです。彼女がどのような形で再びファンの前に姿を現すのか、大きな期待が寄せられています。
卒業コンサートの日程と会場情報
久保史緒里さんの乃木坂46としての最後のステージとなる卒業コンサートの開催が発表されています。ファンにとっては、彼女の9年間の集大成を見届け、感謝を伝える最後の機会となります。
【久保史緒里 卒業コンサート 開催概要】
- 日程: 2025年11月26日(水)・27日(木)
- 会場: 横浜アリーナ
横浜アリーナは、乃木坂46にとって数々の伝説的なライブが行われてきた思い出の場所です。久保さん自身もブログで「私の青春が詰まった、横浜アリーナです」「大好きな背中を見送ってきた場所。私が青春を取り返しに行った場所。そして最後は、私が、青春にピオリードを打つ場所に」と、その場所への特別な想いを語っています。
チケットは激しい争奪戦になることが予想されますが、乃木坂46の久保史緒里としての最後の勇姿を、ぜひその目に焼き付けたいものです。
まとめ:久保史緒里の卒業理由の核心
最後に、この記事で解説した「久保史緒里の卒業理由」に関する重要なポイントをまとめます。
- 久保史緒里は2025年9月16日に乃木坂46からの卒業を発表した
- 卒業の理由は公式ブログで自身の言葉で綴られている
- 最も大きな理由は「自立」への強い想いである
- グループへの深い愛情があるからこその前向きな決断だった
- 「乃木坂46が好きすぎる」という葛藤を以前から抱えていた
- 自分の中に「乃木坂46の私」と「久保史緒里」を分けて考えていた
- これからは一個人の久保史緒里として生きていきたいという想い
- 9年間の活動は2016年の3期生加入から始まった
- 女優、モデル、ラジオなど多岐にわたる活躍を見せた
- 特に大河ドラマと連続テレビ小説への出演は大きな功績である
- 同期である3期生との間には深い絆がある
- ファンへの感謝の気持ちをブログで丁寧に伝えている
- 卒業後の具体的な活動は未定だが女優業などが期待される
- 卒業コンサートは2025年11月26日、27日に横浜アリーナで開催される
- 乃木坂46での活動は卒業コンサートをもって終了する