玉鷲の嫁はどんな人?馴れ初めから家族、年収まで徹底解説

玉鷲の嫁はどんな人?馴れ初めから家族、年収まで徹底解説
出典:日本相撲協会公式サイト(https://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/2629/)

角界の鉄人」として知られ、40歳を超えてもなお幕内で活躍を続ける玉鷲。その強さを支える私生活、特に玉鷲関の嫁は一体どのような方なのでしょうか?

この記事では、多くのファンが気になる嫁との馴れ初めや、愛する子供たちのエピソード、そして義理の弟も力士というユニークな家族構成について詳しく解説します。

さらに、玉鷲関本人の気になる年収や日本国籍を取得した理由、人柄がわかるエピソードにも迫ります。意外な趣味である手芸の腕前や、「姉は東大卒?」という噂の真相、さらには綾瀬はるかとの関係といった興味深い話題まで網羅しました。ベテラン力士として気になる引退の可能性についても考察しており、玉鷲関の魅力を深く知ることができる内容となっています。

この記事でわかること

  • 玉鷲関の嫁や子供、家族構成がわかる
  • 玉鷲関の人柄や意外な趣味、年収がわかる
  • 噂の真相(姉、綾瀬はるかとの関係)がわかる
  • 日本国籍取得の理由や引退の可能性がわかる
目次

鉄人・玉鷲の嫁はどんな人?家族に迫る

  • 嫁との馴れ初めや結婚生活
  • 愛する子供は2人の男の子
  • 義弟も力士という家族構成
  • 姉は東大卒?という噂の真相
  • 玉鷲の国籍と帰化について

嫁との馴れ初めや結婚生活

玉鷲関の奥様は、元モデルのモンゴル人女性です。お二人は2012年に結婚されましたが、その事実はすぐには公にされませんでした。

結婚の事実が明かされたのは、2年後の2014年6月に行われた横綱・鶴竜の昇進披露宴の場でした。玉鷲関は奥様を伴って出席し、関係者に紹介したことで、結婚していたことが明らかになったのです。奥様は非常に美しい方で、元モデルという経歴にも納得がいくと評判です。

玉鷲関は角界随一の愛妻家としても知られています。奥様はアスリートの夫を支えるため、栄養バランスを考えた料理で健康管理をサポートしています。特に、錦糸町や博多の有名ラーメン店の味を家庭で再現してくれるなど、その料理の腕は確かなようです。玉鷲関自身も料理が得意で、夫婦で一緒に焼売を作ることもあると語っており、その際は皮を担当するとのこと。

また、あるインタビューでは「(息子たちにとって)はお母さんだけど、オレの彼女だから。彼女を困らせるやつは怒るよ(笑)。女性には優しくしないと」と語っており、奥様への深い愛情がうかがえます。お互いを尊重し、支え合う素晴らしい夫婦関係が、玉鷲関の長く第一線で活躍する力の源泉の一つであることは間違いないでしょう。

愛する子供は2人の男の子

玉鷲関と奥様の間には、2人の息子さんがいます。家庭では優しい父親として、力士として見せる厳しい表情とは違う一面を持っているようです。

長男は2023年5月の時点で7歳と報じられており、父親の仕事も理解している年齢です。2023年のこどもの日企画では、長男が描いた玉鷲関の似顔絵が公開され、「怒っている時と取組の時は、しわが3つ。笑うと2つ」という子供らしい観察眼に、玉鷲関も思わず笑顔になったといいます。

次男の誕生は、玉鷲関の相撲人生において非常にドラマチックな出来事と重なりました。2019年1月場所、玉鷲関が34歳で幕内初優勝を飾った、まさにその千秋楽の当日の朝に次男が誕生したのです。出産予定日だったため病院で付き添っていたところ、「相撲に集中して」と奥様に促されて一時帰宅した際に生まれたとのこと。優勝パレードの後もパーティーで飲み明かすことはせず、長男のお風呂や歯磨きなど「パパ業」を優先したというエピソードからは、彼のイクメンぶりが伝わってきます。

玉鷲関は「4歳の弟は、まだ優勝の意味を分かっていないので、3度目を目指さないとね」と語っており、息子たちの存在が大きなモチベーションになっていることがうかがえます。場所後には家族旅行に行くことを楽しみにしており、そのために本場所を頑張っていると公言するほど、家族を大切にする力士です。

義弟も力士という家族構成

玉鷲関の家族構成は、相撲界でも非常に珍しい特徴を持っています。それは、奥様の実の弟が、同じ片男波部屋に所属する現役力士・玉正鳳(たましょうほう)関であることです。

つまり、玉鷲関にとって玉正鳳関は部屋の弟弟子であると同時に、プライベートでは「義理の弟」にあたるのです。玉正鳳関はモンゴル出身で、先に角界入りしていた姉の夫である玉鷲関を頼って来日したわけではありませんが、縁あって同じ部屋で稽古に励むことになりました。

もともと玉正鳳関は春日山部屋(後に追手風部屋、中川部屋)に所属していましたが、中川部屋が閉鎖されたことに伴い、2020年に片男波部屋へ移籍しました。これにより、義理の兄弟が同じ部屋で切磋琢磨するという関係が生まれました。

日本相撲協会には「4親等以内の力士同士は本割で対戦しない」という規定があります。奥様の弟は2親等にあたるため、玉正鳳関が片男波部屋に移籍する前から、本場所での対戦はありませんでした。

部屋では兄弟子として厳しく指導する一方、プライベートでは優しい義兄として接しているようです。2025年3月には、玉鷲関が玉正鳳関のために3日間も夜なべして手作りのプレゼントを用意したという心温まるエピソードが報じられ、二人の良好な関係がうかがえます。

姉は東大卒?という噂の真相

玉鷲関の経歴を語る上で、お姉様の存在は欠かせません。一部で「姉は東大卒」という噂がありますが、より正確には**「東京大学の大学院に留学していた」**というのが事実です。

玉鷲関はモンゴルでは相撲経験がほとんどなく、モンゴル科学技術大学でホテルマンを目指して勉強していました。しかし、自身の大きな体を活かしたいと相撲に興味を持つようになります。そこで、当時日本にいたお姉様を頼り、2003年の秋に来日しました。

このお姉様がいなければ、玉鷲関が角界入りすることはなかったかもしれません。来日後、お姉様と一緒に両国を訪れた際、たまたま見かけた力士(鶴竜)を追いかけて井筒部屋にたどり着き、そこから縁がつながって片男波部屋への入門が決まったのです。

つまり、お姉様は玉鷲関が日本で力士になるための重要な橋渡し役となった人物です。異国の地で新たな挑戦をする弟を支えたお姉様の存在は、玉鷲関の精神的な支柱であったと考えられます。東大大学院で学んでいたという優秀なお姉様がいたからこそ、玉鷲関は安心して日本でのキャリアをスタートできたのでしょう。

玉鷲の国籍と帰化について

玉鷲関はモンゴル・ウランバートル出身ですが、長年の日本での活躍を経て、2024年3月19日付で日本国籍を取得したことが官報で告示されました。

日本国籍取得の理由

力士が日本国籍を取得する最も大きな理由は、現役引退後に年寄名跡(親方株)を襲名し、日本相撲協会の親方として角界に残るためです。相撲協会の規定では、年寄を襲名するためには日本国籍を有していることが必須条件となっています。

玉鷲関もこの例に漏れず、引退後も指導者として相撲界に貢献したいという強い意志を持っています。2018年にはすでに国籍取得の手続きを進めていることを公表しており、「恩返しをしたい気持ちがある。でも、まだまだ先の話」と語っていました。40歳という年齢を迎え、セカンドキャリアを具体的に見据えた上での決断だったことがうかがえます。

本名は「玉鷲一朗」に

日本国籍取得に伴い、本名もモンゴル名の「バトジャルガル・ムンフオリギル」から、四股名をそのまま用いた**「玉鷲 一朗(たまわし いちろう)」**に変更されました。

2024年4月11日に日本相撲協会から本名の変更が正式に発表されています。長年親しんだ四股名を本名とすることで、ファンにとっても分かりやすく、また玉鷲関自身の相撲人生への誇りが感じられます。日本国籍取得の際には「相撲だけでなく文化的なことも学んでいきたい」と語っており、日本人・玉鷲一朗としての新たな人生への意気込みを示しています。

玉鷲と嫁を支える人柄や意外な一面

  • 人柄がわかる心温まるエピソード
  • 気になる年収や懸賞金は?
  • プロ顔負けの趣味の手芸
  • 綾瀬はるかとの関係が面白い
  • 気になる引退はいつになる?

人柄がわかる心温まるエピソード

「角界の鉄人」と呼ばれる玉鷲関ですが、その素顔は非常に陽気で心優しい人物として知られています。彼の温かい人柄が伝わるエピソードは数多く存在します。

ファンや周囲への気配り

玉鷲関はファンサービスをとても大切にしています。ある相撲道場を訪れた際、出待ちをしていたファンが歌を披露すると大いに喜び、それ以来そのファンと親交を深めているそうです。

また、ホテルマンを目指していた経験からか観察眼が鋭く、周囲への気配りを欠かしません。駆け出しの相撲担当記者に対して「やる気のなさそうなノートですね」と優しくツッコミを入れたり、「質問が下手なんだよ。負けた時も良い部分を見つけてくれよ」と的確なアドバイスを送ったりと、相手の成長を思うがゆえの厳しさと優しさを見せることもあります。

家族への深い愛情

前述の通り、玉鷲関は愛妻家であり、二人の息子を溺愛するイクメン力士です。初優勝と次男の誕生が重なった日も、祝宴より家族を優先する姿は多くの人々の感動を呼びました。また、義理の弟である玉正鳳関に手作りのプレゼントを渡すなど、家族や仲間を大切にする姿勢は一貫しています。

モンゴル人力士コミュニティとの距離感

一方で、土俵の上では非情な勝負師です。馴れ合いを嫌い、土俵に情が入り込むことを避けるため、他のモンゴル人力士とのコミュニティとはあえて一定の距離を置いていると言われています。先輩力士にも臆することなくガチンコでぶつかっていく姿勢は、彼のプロフェッショナルな一面を物語っています。

これらのエピソードから、玉鷲関が公私にわたって実直で、愛情深く、そして強い信念を持った人物であることがうかがえます。その人柄が、多くのファンや関係者から愛される理由なのでしょう。

気になる年収や懸賞金は?

力士の収入は番付によって大きく変動するため、一概には言えませんが、関取である玉鷲関は高収入を得ていると考えられます。力士の収入は主に月給、褒賞金、各種手当、そして懸賞金から成り立っています。

力士の給与体系

まず、関取になると日本相撲協会から月給が支払われます。2025年現在の給与額は以下の通りです。

番付月給(推定)
横綱約300万円
大関約250万円
関脇・小結約180万円
前頭(平幕)約140万円
十両約110万円

2025年9月場所で東前頭筆頭の玉鷲関は、平幕力士として月給約140万円が支給される計算になります。これだけで年収は1,680万円に達します。

褒賞金や手当

月給に加え、力士には「褒賞金」というボーナス制度のようなものがあります。これは持ち給金(1点=4,000円で換算)に応じて、場所ごとに支払われるものです。金星(平幕が横綱に勝つこと)を挙げると持ち給金が10点加算されるため、金星8個を誇る玉鷲関は褒賞金も相当な額になっていると推測されます。

その他にも、本場所手当や巡業手当、東京場所では場所入りする際の交通費にあたる「力士特別手当」など、様々な手当が加算されます。

懸賞金

取組の際に土俵上を回る「懸賞旗」。この懸賞金も力士の大きな収入源です。1本あたり7万円で、そこから協会の手数料や税金相当額が引かれ、力士の手取りは約3万円となります。人気力士である玉鷲関の取組には多くの懸賞がかけられ、特に金星を挙げた日などは1日で数十万円を手にすることもあります。

これらの要素を総合すると、玉鷲関の推定年収は2,000万円から3,000万円、あるいはそれ以上になる可能性も十分に考えられます。40歳にして第一線で活躍し続けるその努力が、収入という形でも報われていると言えるでしょう。

プロ顔負けの趣味の手芸

玉鷲関のユニークな一面として、非常に手先が器用で、手芸やお菓子作りが趣味であることが知られています。大きな体で黙々と細かい作業に打ち込む姿は、土俵上の荒々しい姿とのギャップが大きく、多くのファンを魅了しています。

もともと「何かを買うよりも作るのが好きで、形になって残るものが良い」という考えを持っており、その創作意欲は様々な作品に現れています。過去には相撲雑誌などで、自身が作ったクッキーや、ワッペンをあしらった世界地図の壁掛けなどが紹介されました。最近では玄関マットの制作にも取り組んでいるとのこと。

その腕前は趣味の域を超えていると評判で、特に小物作りのセンスはプロ顔負けです。2017年には、大阪場所の際に現地の女性客しかいない手芸用品店へ着物姿で入店し、最初は恥ずかしさを感じながらも、最後は堂々と買い物を楽しんだというエピソードもあります。

また、料理も得意で、奥様と一緒に餃子や焼売を作ることもあるそうです。2020年には相撲協会の公式YouTubeチャンネルで、ステイホーム期間中に餃子作りを楽しむ様子が公開され、話題となりました。

この意外な趣味は、集中力を養い、精神を落ち着ける効果もあるのかもしれません。土俵という厳しい勝負の世界で戦い続ける中で、手芸は彼にとって心身のバランスを保つための大切な時間になっているのでしょう。

綾瀬はるかとの関係が面白い

玉鷲関と人気女優の綾瀬はるかさんとの間に直接的な交友関係はありませんが、非常にユニークで面白い「関係」が報じられています。

この話は、2017年10月に起きた元横綱・日馬富士による暴行事件にさかのぼります。当時、事件が起きた鳥取巡業中の宴席には、白鵬をはじめ多くのモンゴル出身力士が集まっていました。玉鷲関もその宴席に誘われていましたが、彼はその誘いを断り、結果として事件の現場に居合わせることを回避しました。

なぜ誘いを断ったのか。その理由が実に玉鷲関らしいものでした。報道によると、彼は**「楽しみにしている綾瀬はるかさん主演のドラマ『奥様は、取り扱い注意』が見たいから」**という理由で、宿舎に戻ることを選んだというのです。

このエピソードは、玉鷲関が自分のペースを大切にし、周囲に流されない強い意志を持っていることを示す象徴的な出来事として広く知られるようになりました。また、彼がモンゴル人力士のグループと一線を画していると言われる所以の一つにもなっています。

もちろん、これは玉鷲関のお茶目な一面を伝えるためのリップサービスであった可能性もありますが、多くの力士が集まる重要な宴席よりも、好きなドラマの視聴を優先した(とされる)彼の行動は、ファンに大きなインパクトを与えました。この一件により、玉鷲関と綾瀬はるかさんの名前が意外な形で結びつけられ、彼のユニークなキャラクターを際立たせる面白いエピソードとして語り継がれています。

気になる引退はいつになる?

2025年9月現在、40歳を迎えてもなお幕内の第一線で活躍を続ける玉鷲関。ファンにとって最も気になるのは「いつまで現役を続けてくれるのか」ということでしょう。

更新し続ける「鉄人」記録

玉鷲関は、2004年1月場所の初土俵以来、一度も本場所を休場することなく出場を続けてきました(※新型コロナ関連の休場は本人の意向ではないため連続出場記録は継続)。その通算連続出場回数は歴代1位の記録を更新中です。この驚異的な頑丈さから「角界の鉄人」という愛称が定着しました。

40歳8ヶ月で殊勲賞を受賞(2025年7月場所)するなど、その実力は全く衰えを見せていません。一部では「50歳まで現役を続けるのでは」という声もあり、本人も過去にそのような目標を口にしたことがあると言われています。

体との向き合いと将来

しかし、鉄人といえども体への負担は計り知れません。2025年1月には「いつまでも、しがみついていて、いいものなのか」と、年齢からくる体の変化や衰えについて弱音を漏らしたことも報じられています。

そして、2025年8月の夏巡業では「変形性腰椎症、急性腰痛症」のため途中休場しました。これは彼のキャリアにおいて非常に心配なニュースであり、今後の相撲人生に影響を与える可能性も否定できません。

前述の通り、玉鷲関は引退後に親方として角界に残るために日本国籍も取得しています。セカンドキャリアへの道筋はすでに整っている状態です。

最終的な引退の時期は、本人の気力と体の状態次第となります。ファンとしては、一日でも長く、そのパワフルな突き押し相撲を土俵で見せ続けてくれることを願うばかりです。玉鷲関自身が納得できる形で、その長い力士人生の幕を下ろす日を静かに見守りたいところです。

まとめ:玉鷲と嫁を支える家族の絆

この記事では、玉鷲関と彼を支える家族、そして彼自身の魅力について多角的に掘り下げてきました。最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 玉鷲の嫁は元モデルのモンゴル人女性
  • 結婚は2012年だが公表は2014年だった
  • 玉鷲は角界屈指の愛妻家として知られる
  • 子供は2人の息子がいるイクメン力士
  • 次男は2019年の初優勝当日に誕生した
  • 嫁の弟は同じ片男波部屋の玉正鳳
  • 姉は東大大学院に留学経験がある才媛
  • 姉の存在が角界入りのきっかけとなった
  • 2024年3月に日本国籍を取得し帰化した
  • 帰化の理由は引退後に親方になるため
  • 本名は四股名と同じ「玉鷲一朗」に変更
  • 推定年収は2,000万円以上と考えられる
  • 手芸やお菓子作りが趣味という意外な一面を持つ
  • 綾瀬はるかのドラマを見るため宴席を断った逸話がある
  • 40歳を超えても活躍する「角界の鉄人」である
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